58%の患者さんはステロイド薬を限定的に使用している
39%の患者さんは医師の指示よりも少ない頻度、少ない量のステロイド薬を使用している
湿疹が出ている期間の47%(6~7日間)は治療せずに耐えている
75%の患者さんは、湿疹を制御できる治療が日常生活を良くする唯一の方法と考える
湿疹が出ている間、日常的な活動を自粛する患者さんは86%にのぼる
患者さんの60%はかゆみが原因で病院を受診していた
患者さんの60%は病気の見通しの説明を求めている一方で、20%は満足できる説明を受けていない
患者さんの74%は、治療において医師とのコミュニケーションを重視している
痛みや不快感、不安、活動性などに問題のない「健康状態」にある患者さんは40%にとどまる
重症の患者さんは、1年で最大162日間も睡眠が妨げられている
重症患者さんの46%は、湿疹により自信を失い、生き方をも制限されている

ほんとの気持ちを
上手に伝えるコツ

talk

思いや症状を主治医にうまく伝えるコツ、紹介しています。

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医師からのメッセージ

中原 剛士 先生
(九州大学大学院医学研究院皮膚科学分野 教授)

たくさんの患者さんがアトピー性皮膚炎に悩み、さまざまな思いを抱えていることがわかります。ここで紹介した項目で、あなたにも該当するものがあれば主治医に伝えてみませんか?夜ぐっすり眠れない、やりたいことを制限したなど、これらは治療を考えるうえでとても重要なポイントです。また、治療法や今後の見通しについてじっくり医師と話し合うことでもっと治療に前向きになれることもあります。

より良い状態を目指すためにも、まずはご自身の状態や気持ちを主治医と共有してみましょう。

2022年8月作成 CIB46M001A
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