アトピー性皮膚炎の治療目標

次の状態になることを目標に治療を行います。

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症状がないか、あっても軽微で、日常生活に支障がなく、薬物療法もあまり必要としない状態に到達し、その状態を維持する

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このレベルに到達しない場合でも、症状が軽微または軽度で、日常生活に支障をきたすような急な悪化が起こらない状態を維持する

アトピー性皮膚炎の治療薬のあゆみ

2022年

PDE4阻害薬が使用可能に!
皮膚の炎症を抑える塗り薬

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2020年〜2021年

JAK阻害薬

ヤヌスキナーゼ阻害薬)が登場!

かゆみや湿疹に働きかける塗り薬・飲み薬

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2018年

生物学的製剤が使用可能に!

肌の乾燥やかゆみに働きかける注射薬

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2002年

免疫抑制外用薬が登場!

皮膚の免疫反応を抑え炎症を鎮める塗り薬

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2000年以前

アトピー性皮膚炎の治療方法は、

保湿剤、光線療法、ステロイド薬、免疫抑制薬のみであった

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【参考】

1)佐伯秀久ほか:アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024, 日皮会誌 134(11): 2741, 2024

2025年7月作成 CIB46O004A
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